妊娠までの道のり①〜多嚢胞性卵巣症候群といわれて〜
子育て記録の前に、妊娠して出産するまでの経緯を何回かに分けて書いていきます。
長いのですがお付き合いいただければうれしいです。
私は現在30代ですが、結婚したのは27歳の時で、
息子を妊娠するまでに5年以上かかりました。
原因は私の多嚢胞性卵巣症候群だったと思います。
多嚢胞性卵巣症候群とは「卵巣で男性ホルモンがたくさん作られてしまうせいで、排卵しにくくなる疾患」です。
(こちらを参考にしました→http://www.shimane-u-obgyn.jp/patient/patient-other/133/141/149)
私が多嚢胞性卵巣症候群と言われたのは大学3年生、つまり21歳の時でした。
もともと昔から生理周期は長い方でしたが、
大学に入ってからはそれに加えて頻繁に不正出血が起こるようになりました。
流石に怖いと思って産婦人科を受診したところ
多嚢胞性卵巣症候群の疑いがあると言われたのです。
多嚢胞性卵巣症候群は、内診だけでなく血液検査でホルモンの値もみて決まるようで(この辺あんまり詳しくないです)
血液検査して、正式に多嚢胞性卵巣症候群といわれました。
初めて聞いた時はさっぱりどんな病気かわからなかったのですが
いろいろ調べていくうちにどうやらなんかホルモンのせいで
うまく排卵できない病気らしいということがわかりました。
小さい子はあまり好きではなかったことと、
まだ大学生で出産は遠い未来の話だと感じていたのでさほど焦る気持ちはなかったのですが、
それでも不妊の原因になりうるという話を聞いた時はショックでした。
将来の夢はお嫁さん、なんて半分ふざけたりもしつつ、
たぶん普通に結婚して普通に子供を産むんだろうなあと漠然と考えていたので
それが難しいかもしれないというのは軽い衝撃でした。
治療すれば治るということでしたがとりあえず命に関わることでもないしと思い、
結局治療しないまま数年が経ちました。
②に続く