はちこのどたばた子育てらいふ

可愛い息子とずぼら母の育児奮闘日記

出産までの道のり④〜無痛分娩での出産レポ〜

私は痛みにあまりにも耐えられない人間なので(笑)

妊娠がわかる前から、もし産むなら絶対無痛分娩で出産しようと決めてました。

 

私の産院は計画無痛ではなく、陣痛が来てからの無痛分娩だったので

いつ産まれるかわからずドキドキでした。

なので普通の無痛分娩レポとちょっと違うかもですが

読んでいただければ嬉しいです。

 

※出産のことを書いてあるので出血などの描写があります。

苦手な方は読まずに閉じていただけるとありがたいです。

 

あと、細かく書こうとしてたらやたら長くなりました。

お時間ある時に読んでもらえると嬉しいです。

 

突然の破水

予定日の5日前の夜、寝ようと思ってベッドでごろごろしていたら

突然何かが出た!という感触がありました。

急いでトイレに行きましたがおしるしかわからず、産院に電話しました。

 

止まればおしるし、出続けるようなら破水だと思います。

と言われてしばらく様子見。

5日前だしまだ生まれないでしょ、と余裕ぶっこいてたので

まさかの事態に震えが止まらず。

大丈夫か、無事産めるのか、そればかり考えていました。

 

しばらくしても止まる気配がなかったので破水と判断して産院に。

産院へはタクシーに乗って向かいました。

陣痛タクシーに事前に登録していたので、かなり助かりました。

あの状況でタクシー会社調べて、電話してというのはなかなか難しかったと思います。

車がなくてタクシーで行く予定の方は事前に登録しておくことをおすすめします。

 

産院に着くとすぐ内診へ。

破水だけどまだまだ産まれる気配がないとのことで一旦病室で休むことに。

このときはだいたい夜中の1時ぐらいだったと思います。

まだお腹も痛くないし一旦寝るかと思って横になりました。

 

いきなり加速する陣痛

横になっても興奮しているからか全然眠れず

気がつけば朝の4時半に。

 

陣痛は不規則な間隔から10分間隔になって、次第に間隔が短くなっていくと聞いてたのに

最初にお腹の痛みを感じた段階からなぜか5分おきに陣痛らしき腹痛がきて

おかしい、これはおかしい、そもそもまだ産まれる気配ないって聞いてたのに...!と思いながら痛みに耐えていました。

 

私はお腹ではなく腰に痛みが来るタイプだったみたいで

腰が割れる...!と本気で思いました。

ソフロロジーとか、呼吸法とか、事前にいろいろ調べてましたが

一つも役に立ちませんでした(私の場合)

とにかく腰をさすってさすって痛みに耐えるしかなかったです。

みんなこんなに痛いのを乗り越えてるんだ、すごいなと妙に感心もしました。

 

そのまま朝の6時になって、ついに耐えきれずナースコール。

NSTというお腹の張りとかを調べる?機械をつけられて

陣痛きてるから先生に内診してもらいましょう、ということに。

内診は朝の9時からということで、絶望しながら3時間を過ごしました。

本当に辛かったです。

 

子宮口9cmからの麻酔注入

内診を受けた時は子宮口6cmぐらいとのことで

もう麻酔打ちましょうか!

という先生の一言とともにLDR(出産する部屋らしい)に移動することに。

歩くのもしゃべるのもきつすぎて

何でこんな痛いんだろってずーーーっと思ってました。

あと車椅子に乗せて欲しかったです、まじで。

 

ちなみに私がお世話になった産院はほんとに対応が遅くて(笑)

麻酔打ちましょうかって言われてから1時間経ってようやく麻酔打ってもらえました。

遅すぎて先生に八つ当たりするところでした、危なかった。

無痛分娩の麻酔を入れてもらう時は、

事前に打つ場所に局所麻酔薬を打ってもらったので痛みはなかったのですが

その代わり何かに押されているかのようなぐぐぐっとした違和感がありました。

 

麻酔を打ってもらってすこししてからあんなに痛かった腰痛が綺麗さっぱりなくなり

落ち着きすぎて眠くなるぐらいでした。

何かのネットで麻酔中に寝るのはよくないと読んだ気がしていたので

(これはほんとかわかりません)

寝ないように気をつけていました。

 

夫が立ち会いのために来てくれた時には全然痛がっていなかったので余裕だと思われてたかもしれないです。

それぐらい楽になりました。

ありがとう麻酔、ありがとう無痛分娩。

ちなみに麻酔を打ってもらった時は子宮口9cmまで開いていたようでした。

もっとはやくうってほしかったとおもいました。

 

子宮口全開から3時間、ようやく産まれた我が子

ただ、麻酔のせいで陣痛が弱くなったようで、子宮口が全開してから何回もいきんでいたのですが

全く子どもが産まれる気配がありません。

頭が普通より大きいらしく、どこかで引っかかっているとのことでした。

一生懸命いきむたびになぜか右の太ももが痛くなりすぎて

麻酔、もっと麻酔をくれ、、、状態になってました。(でも足には全然効きませんでした)

 

あまり分娩に時間がかかりすぎるのも危険ということで

陣痛促進剤を使い、先生たちが私のお腹に乗ったりして一生懸命産もうと頑張りました。

でも、頭がどうしても引っかかっていて、

私も3時間頑張ってたのでこれ以上頑張るのが嫌すぎて吸引分娩をお願いし、

無事に息子が産まれました。

ほにゃあほにゃあという可愛らしい産声を想像してたのに、

実際はぎゃーぎゃーというかなり力強い声で泣いていて驚きました。

 

あとで無痛分娩じゃなかったらもっと早く産まれてたと思う、と産院のスタッフさんから何回か言われましたが

声を大にして言いたいです。

 

無痛分娩さいこー!!!

 

もちろん事故の危険性はあります。

何事もなかったからこそ言えることですが、

無痛分娩ほんと最高でした。

足は痛かったけど、大変でしたけど、かなり楽に産めたんじゃないかなと思っています。

きっと次に子どもができたとしても無痛分娩で産むと思います。

それぐらいよかったです。

 

無痛分娩を勧めるつもりはないですが、

私にとっては良かったです。

文明に感謝です。

 

出産までの道のりおわり